先日 写真家・杉本博司さんの展覧会を見に行きました。
千葉市美術館の開館20周年展として開催されています。
これまでも氏の作品は何度か目にする機会はありましたが 本展ではおなじみの「海景」「劇場」「ジオラマ」シリーズの他に 氏のコレクションを使って27の床のしつらえが展示されていて こちらが大変興味深い内容でした。
古美術商の経験から趣味で古今東西の名品を集められたそうで 人並みではないセンスを感じられる展示です。
なかには建築家・白井晟一の書なんてものもあります。(下の写真)
次は 少し足を伸ばしてホキ美術館へ。
写実絵画専門の美術館で 設計は日建設計です。
大胆に跳ね出した展示室が特徴的な建物。
実はすぐ横にはフツーの住宅が並んでいるという環境ですが 地上の建物のボリュームを抑えるために地下をうまく使っているようです。
ここでは五味文彦・大畑稔浩、島村信之の展示を見ましたが 五味氏のリアルな描写には舌を巻きました。
残念ながら撮影禁止のため写真はありません。
村田淳建築研究室
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