ピチピチのフレッシュマンが事務所にやってきました。
新しいスタッフ・・・ではなくて 中学生のR君です。
通う中学校に「社会授業」なるものがあって
将来自分がなりたい職業 興味がある職業の仕事場に実際に行き
仕事を体験するプログラムの対象に R君が私の事務所を選んだのです。
R君との付き合いはもう2年ぐらいになる。
そもそもの始まりは
村田靖夫が亡くなった後に著作を読んで共感してくれたR君が
村田靖夫宛にファンレターをくれたから。
それには
自分で考えた「家族で住みたい家」のプランを方眼紙に書いたものが添えてあって
その返事とアドバイスを私が送って・・・となったのです。
そういう手紙のやり取りは何回か続き
新緑の候には親緑住居にお招きしたり
オープンハウスにも来てもらいました。
こうして建築大好き少年は 事務所にやってきたのです。
今回も「また新しくプランを考えて持ってきました!」と元気いっぱい。
でも 仮想の敷地で好き勝手に考えるだけではつまらないので
「体験」では 実際の敷地を対象にしてプランを考えてもらいました。
その様子が上の写真。
「設計って時間がかかりますね〜」の本人の言葉通り
楽しさと苦労(?)の両方を 少しは伝えられたかと思います(笑)
下の写真は なかなかアップできずにいた写真。
最近引っ越したマンションの1階裏庭をバルコニーから見下ろしているのですが
1階の住人しかふだん目にしない裏庭に丁寧に植栽がされていて
妙に感心してしまいました。
誰も目にしなくても手を抜かない・・・大事なことです。