『緑と暮らす設計作法』が彰国社から出版されました。
「緑と親しみ暮らす」という意図で内と外の関係を重視して設計した住宅を事例とし
暮らしに植栽を取り込むための建築的工夫と
どのような植物が住宅の植栽に適しているかを紹介しています。
事例は父・村田靖夫が設計した「姉の家」(1979)から
私が設計した「浦和の2つの家」(2012)まで11作品。
1軒は竣工時の田中宏明さんが撮影した写真。
それ以外は彰国社の畑拓さんが新たに撮影してくれました。
撮影時期はほぼ一年前 新緑から深い緑に移り変わる時期で
竣工から年月を経て大きくなった緑が印象的でした。
緑と暮らすことへの思いとともに綴っています。
ご一読いただければ幸いです。
『緑と暮らす設計作法』目次
姉の家 1979
樹と簀子のコートハウス 1990
妹の家 1994
親緑住居 2001
父が設計した3つの住宅の現在 村田淳
小さなコートハウス 2004
桜新町・緑庭の平屋 2007
北町の方形 2009
成田東のコートハウス 2009
鎌倉の家 2010
中海岸のコートハウス 2010
浦和の2つの家 2012
植栽を仕事の中に 村田靖夫
収録作品データ