関東甲信は先週梅雨入りしましたが ちょうど梅雨の晴れ間に恵まれ 三島の家を撮影してきました。
竣工は去年の7月。
新緑の時期を経て緑が充実した頃を見計らい 撮影となりました。
この家は 敷地形状に合わせて長い平面をしています。
1階は庭の緑を楽しむLDK。
2階は寝室や個室ですが 平面に合わせて部屋を並べるだけでは 窓から道路が見えるだけでよくありません。
そこで 部屋と部屋のあいだに屋根の架かったデッキ(カバードデッキ)を設けました。
いわば 2階の「中庭」です。
プランターを置ける場所をつくり ベンチを設け 個室や廊下から自由に出入りできるようにしています。
外部ですが このようにつくることで室内の延長として使えます。
このような半外部空間がある住宅は 外/内という単純な関係に比べて より外の空間を楽しめるようになります。
三島の家を訪れるのは久しぶりですが 緑を多く置かれていて とても楽しまれている様子。
設計者としては本当に嬉しくなりました。
庭の緑も少しずつ充実してきました。
お子さんたちはデッキが大好きで よく遊んでいるそうです。
庭に設けられた巣箱には 撮影中に鳥がやってきました。
たぶんシジュウカラかな?
朝から夕方前まで撮り続け 用意していただいたお昼もすっかりお待たせしてしまいました。
建て主さんのご協力には感謝の言葉しかありません。
帰りは ほうとうを食べに少し遠回り。
雲のような独特のかたちの建物へ向かいました。
麺がなくなり次第終了とのことでしたが 私たちでちょうど売り切れとなりました。
村田淳建築研究室
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