村田淳建築研究室 つれづれ

現場、進んでいます（4月篇） ／ 岩槻の家

岩槻の家は　外部に面した建具の枠が組みあがり外壁の仕上げ工事が始まりました。いつもお世話になっている左官屋さんが　下地のモルタルをコテで塗りつけていきます。二世帯住宅で壁がたくさんあり大変ですが　どうぞよろしくお願いします。梅雨入り前には足場を外せるところまでいきたいですね。

建具の吊り込みも始まりました。

下はピーラーの玄関扉。

最近はFacebookに写真をアップすることが多く（しかも個人アカウントが多い）　ブログは滞りがちです。桜の頃から数日前までの写真を　こちらにもあげておきましょう。上２枚は親緑住居の小彼岸桜で　下は近くの桜。生田は丘陵地ですので　見晴らしのよいところもあります。ハートの形をしたカツラは　ぐんぐん若葉を出しています。生田の山の新緑の彩り。数日前は　影がとても印象的でした。もう初夏のようで　春が短く感じます。ここには登場していない他のプロジェクトも進行中ですが　気づけば4月ももう下旬なのですね。

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高田のコートハウス ／ 取材

約7年ぶりに　高田のコートハウスに雑誌取材で伺ってきました。

7年（竣工からは9年）という月日を感じさせないぐらいきれいにお住まいで　中庭の緑も充実してきました。この家での暮らしを満喫していただいているようで　設計者としては嬉しい限りです。今回のカメラマンは　山田新治郎さん。偶然のタイミングですが　祖父にあたる山田守さんの旧自邸が青山で公開されています。
「建築家・山田守の住宅」展

私は　初日のギャラリートークで大学で教わった藤岡洋保先生の熱いお話を聞きながら堪能してきました。今回の取材については　発売されたらまたご案内します。

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『最もくわしい屋根・小屋組の図鑑』

『最もくわしい屋根・小屋組の図鑑』（エクスナレッジ）が発売されました。

以下amazonの商品説明より抜粋です。

屋根を見直せば、設計が上手くなる!
「室内に光を届けたい」「天井高を確保したい」
「斜線を上手くかわしたい」など、
住宅設計の課題の多くは屋根の工夫で解決できます。
この本では「切妻」「片流れ」「陸屋根」「方形」「寄棟」などの
基本となる屋根形状と、それらを変形した屋根の事例から
屋根の形態操作と課題の解決方法が学べます。
さらに、性能、素材と架構について
設計に必要なポイントをまとめています。
屋根設計のすべてが分かる設計者必読の1冊です。
【本書の5つの強み】
1.外観、内観の意匠に優れた屋根の設計事例を多数収録しました。
2.屋根の性能についての基本知識を分かりすく、まとめています。
3.瓦、金属、石などさまざまな素材を活かした屋根の設計事例を多数収録しました。
4.さまざまな架構のバリエーションを紹介しています。
5.意匠・構造の専門家が解説するDVDが付いています。
知りたかったけれど、誰も教えてくれなかった屋根の知識が
まるごとわかる本をめざしました。
■もくじ
第1章 切妻
第2章 片流れ
第3章 方形・寄棟
第4章 熱性能・防露性能
第5章 素材
第6章 架構

村田事務所の事例では　北町の方形と鎌倉の家が掲載されています。

よろしければご覧ください。

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